様々な音楽を分け隔てなく聞いてきた私ですが、最近気になってどうも夜も眠れない状態にさせられた3大アーティストをピックアップしたいと思います。まあすでに知っている人がほとんどだと思いますが、愛情が溢れすぎて紹介せざるを得ません。たまらなく愛しているアーティストです。
音楽といのはいつも何かのジャンルに分けられてきましたが、そんなジャンルを飛び越えもはや新時代を切り開いちゃっている素晴らしいアーティストたちがいます。それではご紹介しましょう。
Chance the Rapper
『Coloring Book』という化け物のようなアルバムを出した、Chance the Rapperさん。HIPHOPの枠を軽々と超えて今、神の讃美歌を私たちに与えようとしています。ヘッドフォンでふさがれた世界で聞くこの最強のアルバムの最後を締める「Blessings」のフューチャリングされたバージョン、世界のドアを開きまくって感性がいかれてしまいます。
いやもうまじでワールドワイドすぎてやばいっす。しかも一切有料販売しないという新しいスタイルはさらにやばいっす。誰にも追随できない真の戦闘力(ミュージック)を持ったこのアーティストにはかないません。インディーズのアーティストですら有料販売しているのに、itunesとかで無料ダウンロードできるってやばすぎです。語彙力を失うレベルで何もいえません。
ゴスペルを取り入れていてもしっかりヒップホップをやっている点がとくに素晴らしいです。もうジャンルとかどうでもいい。とにかくこの曲で自分を鼓舞し、みんなと踊りたい!!そんな風に思わせてくれる曲がこの世にどれだけあるでしょうか。
ぜひぜひ聞いてみてください。
Are you ready for your miracle?
Superorganism
こちらも有名ですよね。たしかペッパーくんとかGoogleのCMとかに使われていたそうですね(うる覚え)。クールなそのメインボーカルのOronoさん(日本人で本名です)にブレイクされた人が続出!!多国籍バンドという最高にピースフルな今大注目のバンド。韓国人やニュージーランド人とかイギリス人とかオーストラリア人とかまあいろいろな方がいらっしゃいます。
ボーカルが日本人ということでさらに日本では大注目ですが(この記事とかおもしろいです)、注目すべきはその音楽性でしょう。今風な音楽でありながらも完全に先をいっています。うわーーこりゃドツボにはまるわ、って感じで何度も屈服させられました。
一番有名であろう「Something For Your M.I.N.D.」
まずこれは必聴ですね。
Oronoさん、これで18歳とか凄すぎます。アルバムの『Superorganism』ではレベルの高いサイケな歌詞と独特な効果音(日本の電車の音とかね)、生活音とかが入り乱れて宇宙にいけそうな仕上がりになっています。
私はMura Masaとか聞くのでこういった日常の音が入っているやつはけっこう好きです。そういうのが初めての方は「こんなに音楽に馴染んじゃうんだ」と驚くこと間違いなしでしょう。あと、かわいらしい固有名詞が並ぶ不思議な歌詞にも注目です。楽しんでくださいね。
Billie Eilish
弱冠14歳でデビューしたビリー・エイリッシュ。若さを疑うような大人びた声でクールに歌っています。2019年3月29日に発売されるアルバムの中から現在、数曲が公開されております。その中に入っている「wish you were gay」はさらにビリー・エイリッシュの世界を広げていきました。
聞けば今風のchill outな音楽ですが、この哀愁をうまくのせたメロディーと絡み合う世界は、ポップスなのかクラブミュージックなのかよくわからない状態にさせます。生まれてから一度も学校に行ったことがない彼女の感性は、やはり凡人とちがう魅力があります。アガサ・クリスティーもそういえば学校に行っていませんでしたね。
とにかく一度聞いてみてください。このブルーになる感じ、居心地よくて自分がだめになりそうです(笑)
【番外編】DYGL
日本のバンドを最後に紹介します!!最近やっと新曲を出した我らがDYGL!!スーパークールでブリティッシュな英語は、「まじで日本人かよ!!」と連発してしまうぐらい様になっています。The Strokesとか好きな人は絶対好きな音楽ですよ。まあ、昔やっていたYKIKI Beatが人気でしたので、耳に入っている人は多いかと思います。
その真摯な音楽に対する姿勢が声に乗っかっています。めちゃかっこいい。新曲の「a paper dream」、おすすめですわ。
個人的に大好きで応援しておりますので、みなさんもどんどん周りに広めてください。
以上となります。ほとんど知っていましたかね?
音楽の可能性は無限大ですね。いつか私が高齢になっているとき、新たなジャンルが3つや4つ生まれているでしょう。そのぐらい新時代のアーティストたちは私たちに夢を見させてくれます。
では皆様、よいミュージックライフを!!
最後までお読みいただきありがとうございました。