みなさんは色盲の人が、色を見えるようになる画期的なメガネを知っていますか?
恥ずかしながら私は最近知ったのですが、世界に貢献する素晴らしい発明ですので、より多くの人に知ってもらいたいという思いを込めてシェアします。
そのメガネの名前は「EnChroma」、アメリカのアルフレッド大学にいたドン・マクファーソン氏の研究から生まれたものです。もともとレーザーで治療する医師の保護用眼鏡だったのですが、たまたま色盲の友人がそれをかけ変化を体験したことからこのメガネの未知なる能力に気づきました。
そこから研究が進み、2012年に発売。大人用であれば約350ドルで買える良心的な値段設定になっています(高すぎるという意見もありますが)。詳しくは、MIT Technology Reviewの「色覚補正メガネ エンクロマの仕組み」をお読みください。
これがどれほど素晴らしいことか想像しただけでも実感できますよね。海外ではこの体験動画がたくさんネットに載せられており、この発明の素晴らしさを私たちに教えてくれます。一部ご紹介しましょう。
下の日本語まとめ動画の5分ごろから見てください。色が見えるようになるメガネEnChromaの体験映像が始まります。これほどに美しい動画はありません、見ているこちらも言葉を失うほどいいまとめ動画です。
次に、先ほどの動画やMIT Technology Reviewにも紹介されている色盲の兄弟の動画です。こちらもこの発明が世界に貢献していることを教えてくれます。色を初めて見たときはどんな気分になるのでしょうか、それはどれほど想像しても彼らにしかわかりません。ですがその瞬間はとてもとても幸せなことにちがいありません。動画をぜひ見てください。
こんなに素敵な動画がたくさんあることは世界にとってとてもあたたかいことでしょう。障害を補う新たな技術の誕生を喜びたいと思います。
世界中の多くの平和や変化は、科学が主導しています。これは紛れもない事実です。私たちはこれを認め、もっと世界が平和になるように、科学に助力することを忘れてはいけません。それは動画のシェアだったりTwitterの拡散だったりささいなことでもよいと思います。
この記事を機に、この事実が広がれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
【EnChromaのHP】