JUST DO IT!!
堀江貴文さんが出された『多動力』、もうお読みになりましたでしょうか?
堀江貴文さんはこの本の中に書いてあることをむかしから何度も繰り返し伝えています。つまりこの本に書いてあるのは本質的なことです。
「多動力」、簡単にいえば、「好きなことを好きな分やること」。これに尽きます。他人の時間を生きずに自分の時間を生きるということです。
5万部を突破された『多動力』、でもその「多動力」って本当に必要なの?人それぞれでいいんじゃない?と思われる方もいるでしょう。
今回はなぜ多動力がこれから必要とされているのかについて考察したいと思います。
多動力はなぜ求められているの?
多動力はなぜ求められているのか?その答えは単純明快でしょう。それは、働かない世の中になっていくからです。
ITの技術がどんどん進化していって、人間たちの仕事は奪われております。最近発売されたスマートスピーカーや、自動運転の自動車や、ドローンなど、今はまだ未完成だけれども、これらの技術がより高度なものになれば、人間のほとんどの仕事がなくなります。
また、インターネットの発達やサービスの向上により、たいていのことは無料で簡単に学べるようになりました。YouTubeを見れば動画で学べるし、外国語や歴史などネットに勉強素材がごろごろと転がっております。
働かない世の中になりつつある今を表す言葉が、『多動力』でも語られています。
もはや、産業ごとの”タテの壁”は崩壊していくのだ。「この肩書きで一生食っていく」などと言っている人は、自分で自分のキャパシティを狭めてしまっているだけだと思う。
まさしくその通りだと思います。そうなっていることに、皆さまお気づきではないでしょうか?
こういった背景から「多動力」は求められております。
なぜなら、すでに1つの肩書だけでは、そう簡単にあなたの価値は高まらない時代になっているからです。
多動力を使うとどうなるのか?
1つのことでプロになると、ほかのことに挑戦したときもプロレベルになりやすいものです。これは物事の本質をつかむ癖が身についているためです。
「多動力」を活用するメリットとは?
それは単純明快です。自分の生き方に価値を生み出すため、本質をつかむ癖を身につけることに他なりません。
好きなことを好きな分やりまくる行動で、物事の点と点を結ぶことができます。それは一つの線になり、そのあともほかの点を結ぶ存在となっております。
またこの本質をつかむ癖は、教養を持つことでより強くなっていきます。
堀江貴文さんは「教養」をこう定義されています。
教養とは、表面的な知識やノウハウとは違い、時代が変化しても変わらない本質的なことを言う。
つまり、教養を身につけていれば、本質をつかみやすくなるのは明確ですね。
ここまでのポイントを抜き出すと、
・好きなことを好きな分やる
・肩書きを3つ持つ
・教養を身につける
となります。
この3つが重なり、自分の価値を向上する好循環を生み出すことになります。
(前提として教養を学ぶ姿勢があること)好きなことを好きな分やる⇒肩書きが増えていく⇒それぞれの分野で共通項が見つかる(本質)⇒それをそれぞれの分野で活かしより活躍する⇒肩書きが増えていく⇒それぞれの分野で共通項を新たに見つける(本質)⇒それぞれの分野で活かし………
みたいな感じでどんどん良いサイクルが回っていきます。PDCAを軽く無視した、少し極端な好循環のサイクルですね。
ですのでこれを習慣にすれば、多動力を活用すれば、今後の人生はとても心強いものになります。
来る仕事なき未来に対して
未来に近づくにつれてどんどん生産コストは低くなり、ローコストハイクオリティーのサービスが増え、シェアリングエコノミーにより個人間の交流がより大きくなったりしております。そう、インターネットやIT技術のおかげで、世界はだんだんと1つになりつつあるのです。
人種や学歴なんて関係のない、「人間力」の時代に到来しているとも言えます。その人間力というのは、やはり経験や努力、教養などによって培われることは人間の本質だと思います。その為に「多動力」を活用し、自分の価値を上げ、やりたくないことは誰かにしてもらい、自分は好きな事だけにフォーカスする生き方を選んだほうがいいでしょう。
この変化の多い時代、わくわくした堀江貴文さんの言葉を引用して終わりたいと思います。
永遠の3歳児たれ
つまり、未知なるもの、新しいことにどんどん興味を持てとのことです。この言葉、キャッチコピーみたいで大好きですね。
新しいことにどんどん飛びついて、没頭しては飽き、また次のおもしろいのを見つけたくなりますね。
健康の維持にトレーニングは欠かせません。それと同様に、新しいことに興味を持ち続ければあなたの頭はずっと若くあり続けることでしょう。
「多動力」、活用するべきは今でしょう。
以上、『多動力』のかんたんな考察でした。
非常にわかりやすくキレッキレの本なので読みやすいですよ。堀江貴文さんについて昔から知っている人は「なんだ、また同じこと言っている」と言われるかもしれませんが、これだけ言い続けても売れるのは結局それが本質であるということではないでしょうか?
本質的なことを言い続けている堀江貴文さん、今後の活躍も注目ですね。
では、JUST DO IT!!